HOME >  省令、告示 >  厚生労働大臣の定める先進医療及び患者申出療養並びに施設基準 >  第二 先進医療ごとに定める施設基準に適合する病院又は診療所において実施する先進医療 >  三 陽子線治療

三 陽子線治療

三 陽子線治療

イ 対象となる負傷、疾病又はそれらの症状
頭頸部腫瘍(脳腫瘍を含む。)、肺・縦隔腫瘍、骨軟部腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)

ロ 施設基準
(1) 主として実施する医師に係る基準
① 専ら放射線科に従事し、当該診療科について十年以上の経験を有すること。
② 放射線科専門医(公益社団法人日本医学放射線学会が認定したものをいう。以下同じ。)であること。
③ 当該療養について二年以上(放射線治療(四門以上の照射、運動照射、原体照射又は強度変調放射線治療(IMRT)による体外照射に限る。)による療養について一年以上の経験を有する者については、一年以上)の経験を有すること。
④ 当該療養について、当該療養を主として実施する医師又は補助を行う医師として十例以上の症例を実施しており、そのうち当該療養を主として実施する医師として五例以上の症例を実施していること。
(2) 保険医療機関に係る基準
① 放射線科を標榜していること。
② 実施診療科において、放射線治療専門医(公益社団法人日本放射線腫瘍学会及び公益社団法人日本医学放射線学会が認定したものをいう。以下同じ。)及び放射線治療に専従する常勤の医師が二名以上配置されていること。
③ 実施診療科において、放射線治療に専従する常勤の医学物理士(一般財団法人医学物理士認定機構が認定したものをいう。以下同じ。)及び放射線治療に専従する常勤の看護師が配置されていること。
④ 放射線治療専門放射線技師(日本放射線治療専門放射線技師認定機構が認定したものをいう。以下同じ。)を含む放射線治療に専従する診療放射線技師が三名以上配置されており、粒子線治療室一室当たり二名以上の診療放射線技師が配置されていること。
⑤ 医療機器保守管理体制が整備されていること。
⑥ 当該療養の実施又は継続の適否について倫理的観点及び科学的観点から調査審議するため置かれた合議制の委員会(以下「倫理委員会」という。)が設置されており、必要な場合に事前に開催すること。
⑦ 医療安全管理委員会が設置されていること。
⑧ 当該療養について十例以上の症例を実施していること。
⑨ 公益社団法人日本放射線腫瘍学会が作成した同意説明文書及び統一治療方針に基づいた治療を実施していること。
⑩ 公益社団法人日本放射線腫瘍学会に対して症例の登録及び実施状況を報告すること。
⑪ 公益社団法人日本放射線腫瘍学会の訪問調査が実施されていること。
⑫ キャンサーボードが設置されている、又はがん診療連携拠点病院の有するキャンサーボードにおける治療方針等に基づいて実施する体制を有していること。