[通知]第14 緩和ケア病棟入院料
第14 緩和ケア病棟入院料1 緩和ケア病棟入院料に関する施設基準等(1) 主として悪性腫瘍患者又は後天性免疫不全症候群に罹患している患者を入院させ、緩和ケアを行う病棟を単位として行うこと。(2) 夜間において、看護師が複数配置されていること。(3) 当該病院の医師の員数は、医療法に定める標準を満たしていること。(4) 当該病棟内に緩和ケアを担当する常勤の医師が1名以上配置されていること。なお、複数の病棟において当該入院料の届出を行う場合には、病棟ごとに1名以上の常勤医師が配置されていること。(5) (4)に掲げる医師は以下のいずれかの研修を修了している者であること。ア 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」に準拠した緩和ケア研修会イ 緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修会(国立がん研究センター主催)等(6) 当該病棟に係る病棟床面積は、患者1人につき内法による測定で、30平方メートル以上であり、病室床面積は、患者1人につき内法による測定で、8平方メートル以上であること。(7) 当該病棟内に、患者家族の控え室、患者専用の台所、面談室、一定の広さを有する談話室を備えていること。(8) 当該病棟は全室個室であって差し支えないが、特別の療養環境の提供に係る病床の数が5割以下であること。(9) 入退棟に関する基準が作成され、医師、看護師等により当該病棟の患者の入退棟の判定が行われていること。(10) 緩和ケアの内容に関する患者向けの案内が作成され、患者・家族に対する説明が行われていること。(11) がん診療の拠点となる病院は、別添3の第14の(12)と同様であること。また、がん診療の拠点となる病院又は公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機能評価を受けている病院に準じる病院とは、都道府県が当該地域においてがん診療の中核的な役割を担うと認めた病院又は